信州大学大学院医学系研究科(医学系運動機能学)の小松雅俊先生が,博士(医学)号を取得しました。

信州大学大学院医学系研究科(医学系運動機能学)の小松雅俊先生が,平成31年3月31日に博士(医学)号を取得しました。小松先生は,平成25年4月1日に信州大学大学院医学系研究科(医学系運動機能学)(加藤博之教授)に入学し,加藤教授のご指導のもと,医学系分子薬理学教室で「老化によるL型Ca2+チャネルの異常が骨格筋力低下を生じる分子機構」について研究を続けてきました。小動物を用いたサルコペニアの研究は困難を極めましたが,辛抱強く研究を進め,平成30年度の終盤にサルコペニアの原因の一つであると考えられる、「除神経による筋力低下のメカニズムの研究」(Komatsu M. et al., Increase in phospholamban content in mouse skeletal muscle after denervation. Journal of Muscle Research and Cell Motility (2019))により,博士(医学)号を取得しました。

小松先生_学位取得
2019年3月31日 博士(医学)号取得

今後は,この学術経験を生かした,長野県諏訪赤十字病院 整形外科での医師としての小松先生の活躍を期待したいと思います。また,この場を借りて加藤博之教授の長年にわたるご指導に,厚く御礼申し上げます。

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