令和元年5月1日に冨田拓郎先生が准教授に着任しました。
この度、自然科学研究機構・生理学研究所から分子薬理学教室に准教授として着任いたしました冨田拓郎と申します。博士課程大学院時代から、細胞外カルシウム流入の分子機構とその生理学的意義を主題として、様々な細胞・組織を標的として研究を行ってきました。最近は、成体における心臓・血管の再形成を主として取り扱っています。「カルシウムという普遍的なセカンドメッセンジャーがどのように上流のシグナル特異的なアウトプットを引き起こせるのか?」という問いに対する解答の一つとして、細胞膜に発現するカルシウム透過性チャネル群の時空間的制御機構を解明したいと考えています。